ちょっと骨休め

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腰椎椎間板ヘルニア(概論)

今日は腰椎椎間板ヘルニアです。


「概論」

椎間板ヘルニア(ついかんばんヘルニア)は、ヘルニアの一種であり、
椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態である。

多くの動物は脊椎を重力に垂直にして生活しているのに対し、
人間は二足歩行であるために脊椎は重力と平行方向となる。このため、
立位では椎間板には多くの負荷がかかる。

椎間板ヘルニアは、下位腰椎 (L4/5, L5/S1) が最多で、
次に下位頸椎に多い。

高齢になると下位頚椎での可動性が減少し、ヘルニアが起こりにくくなり、
比較的上位の頚椎病変を来しやすくなる。すなわち、
椎間板ヘルニアは、よく動く脊椎の部分で起こりやすいのである。

(以上wikiペディアより抜粋)




少しわかりにくいですが

ヘルニアとはラテン語でいうところの
「元にあった状態からはみだしている」という意味です。
日本語では漢字1文字で「脱」と訳されることもあります。
(例:腸ヘルニア→脱腸)


昔は、ヘルニアと言えば脱腸のことでしたが
最近では椎間板ヘルニアのことを指す場合が多いです。

その背景には椎間板の検査技術の向上が挙げられます

椎間軟骨はX線には写りませんので
レントゲン、CTなどの検査では造影剤が必要となり
検査自体が苦痛を伴うものでしたが

最近ではMRIの開発、導入により
画像による診断ができやすくなり
比較的軽微なものでもヘルニアという
診断ができるようになったためだと思います。



最も多いのは第4腰椎と第5腰椎の間にある
椎間板です(L4-L5)
これは前傾姿勢で仕事をされるかた(美容師さん、歯科医師さんなど)や
重量物の運搬など(配達や運送業)をされる男性に多いです。
坐骨神経痛などが多く確認されるのはこのタイプです。

次に多いのは、第5腰椎と仙骨の間の椎間板です(L5-S1)
長時間座っているかたに多いです。
(事務、長距離ドライバー、タクシーの運転手など)
股関節や大腿部前面のシビレはこのタイプに多いです。


ヘルニア自体は軟骨の変性ですので痛みはありません。
(軟骨に神経、血管はないので)



では、なぜ動けないほど痛むのかというと
突出した軟骨(髄核)が神経を圧迫するからです。

例えば軟骨が左に突出した場合
左の坐骨神経の神経根を圧迫しますので
左足にシビレがでたり、運動マヒ(下垂足など)がおこったりします。

同時に周囲の筋肉に炎症を起こすと
動けないほどの痛みとなります。

急性や外傷性のヘルニアでは
このように動けなくなることが少なくありませんが

慢性的腰痛の悪化からくるヘルニアでは動けます
坐骨神経痛の症状がでてきますので
腰部片側の痛み~足のシビレ感という症状になります。


突出したヘルニアの状態をMRIで客観的に診断して
神経の圧迫具合などから手術を行うこともあります。

ただし手術後の予後についてはあまり良好とは
いえない部分が多いのでリスク等の説明を
良く受けたほうが良いでしょう。


私の考えとしては神経マヒによる
「下垂足」による跛行(足をひきずって歩く)があった場合は
速やかに手術をしないと、将来的に運動障害が
残ってしまう可能性が高いと思います。
(跛行などの運動障害がある場合は専門医へ紹介します。)


神経障害はシビレの程度により
リハビリ(物理療法など)で良くなる場合が多いので
物理療法などをおすすめします。


とりあえずの痛みを止めるためには
ペインコントロールが有効だと思います。
麻酔科のある病院などで受けることができますが
本質的解決ではなく、症状の悪化を先延ばしにしただけ
ですので対症療法でしかありません。



今日は内容が長くて難しくなりましたが
当院を受診された方には骨模型などを使用して
わかり易く説明いたします。

一番怖いのは、病院などで画像診断だけ受けて
我慢している方です。


この、病気の本質を知り
どうしたら悪化しないか、良くなっていくかを
理解していただくのも治療の一つだと思います。





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  1. 2008/10/15(水) 20:40:21|
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